昨日、帰宅したら、まだ新緑がない庭木の枝の間に手づくりの鯉のぼりが吊るされていた。
としくんのために、おばあさんが一昨年前の春に作ったものである。
としくんは、我が家に来て、2年8ケ月が過ぎ、4歳9月に成長した。3回目の鯉のぼりの春を迎えた。
おばあちゃんが、作った鯉のぼりは、新聞折り込み、包装紙で作ったものである。作ったころに比べると、色落し、色どりがなくなっていた。
鯉のぼりの色どりとは逆に、としくんは、彩り豊かに、元気に成長している。保育所から戻るなり、畦道を駆け巡り、自然と遊び、何かブツブツ語りかけている。
天高く悠々と舞う鯉のぼりではないが、風に吹かれ尻尾が小さく揺れる。
としくんにとっては、お婆さんからの大切な贈り物である。
昨日は、としくんが、鯉のぼりに色塗りをし、少し色鮮やかさを取り戻した。
色塗りした鯉のぼりを、庭木に掲げ「お父さん。カッコいいか」とバンザイした。
震災で親と別れた子ども達も多いようである。大人たちが、弱い立場の子ども達の、成長の支えとなることが緊急の課題であると思う。
今年もおばあちゃんの鯉のぼり
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