義理を欠かない生きかたを

先日、行政書士事務所を開設し間もない青年(30代?)とお会いした。
とても、前向きで、世の中の動きに敏感で、人生設計を組み立てようとする姿勢を感じさせる人であった。
どうしたら、仕事に出会えるかと悩んでいた。
行政書士の仕事は、他人に夢と希望を抱かせる士業として、士業当人が暗くなっては、始まらない。
士業が生計の糧になるまでには、並大抵ではない。
資格取得者が、仕事として活かされるまでには人としての、人格形成を基本とし、専門性を高めることに努め続けなければ長続きはしない。
不安に駆られるけれど、食いつなぎながら誠実に人のために、社会性を磨く生き方を提案した。
他の士業もご多分に洩れず同じような状況と聞く。
社会的信用業であり、焦らず、誠実に対応することなどの積み重ねと、報酬ありきで動かない姿勢が大事である。
困っている人の支援者としての、奉仕の精神が基本として持っておくことが将来に繋がる。
わが身を振り返り、若い時から義理を欠かない、対人観で過ごしてきたことが、士業2年目のコンサル業務に出会っているようである。
何歳になっても人生の種まきを続けることが重要である。