地震被災地の子ども達を学童疎開で応援を

見たことがないガレキと化した町の風景がテレビに映し出され、世界の人々が心を痛めている。
想像を絶する津波の破壊力である。
日本人の、冷静で沈着なたくましい精神力を持っても復興までは相当の時間を要するであろう。
間もなく、子ども達が楽しみにしていた新学期を予定通り迎えることができることができるのだろうか。
悲しみを乗り越えて復興に向けた動きが活発になる中で、将来を担う子ども達の教育の停滞がないように念願する。
先日、妻と平安な暮らしの中で何か出来ることがないだろうかと話した。
そこで、一人でも多くの子ども達を学童疎開として受け入れることができないものかと思う。
子どもにとっては、故郷を離れての暮らしに不安もあると思うが希望者を受け入れたいと思う。
私も、故郷、青森を離れ30年以上になる。
自 分の将来像になかった広島の小さな村に住んでいるが、よそ者として、様々な批判や環境の違いを乗り越えて勇気を抱きまちづくりに取り組むことができたの は、自分の心にしかない遠く離れた故郷の山、川など学校から眺めた故郷の風景、友人、恩師、両親等、他人には見えざる支えだった。
小さな個人の想いであるが、広がることを願う。