地域づくり、地域経営の活動の最も基本は、外部者満足(CS)と住民満足(ES)がバランスのよい企画運営が必要である。
農村地域の従来型の交流活動はどちらかと言うと外部者を受け入れ側の住民が一方的にもてなす交流であった。
住民は、過疎化や高齢化等の集落課題を数少ない交流を縁に、地域を活性化したいとのふるさと愛から、これでもか、これでもかと、一方通行のもてなし交流が多かった。
住民は、外部の交流者が帰った後は、それまでの疲れが一挙に出て脱力感しか残らないことが多い。
交流づくり、地域づくりから持続した地域経営に展開を図り、地域活力に繋げるためには、CSとESが自転車の両輪のようにバランスが取れたギブアンドテイクの関係が重要である。
地域づくりから地域経営に誘導することは、経済的循環と還元手法を生み出すことが求められる。
地域経営は、会社経営より困難を極める。
地域経営成功の路は、経済的刺激が、CSとESのバランスを生み出す。
会社経営は、経営方針に合わない社員を採用しなかったり、不要な社員には退職を迫ることが可能であるが、地域経営は、そう言う訳には行かない。
住民の合意形成を基本として事を進めなければならない。
地域経営は外部者(お客様)満足(CS)と住民(スタッフ)満足(ES)のバランス
- 情熱的な若い女性補佐役に支えられて
- 時代を越えてめぐってきた恩