当面の収益確保に重点を置くのは経営者としての一般的な姿勢である。
地域振興を担う第3セクター組織の場合は、指定管理者への移行を契機に自立経営を迫られる中で、中長期的視点に立った経営戦略が描ききれないことが少なくない。
持続経営のためには、経営視点の人材の養成が終わりなきテーマ、課題として取り組まなければならない。
人材育成費を優先経費として、捻出し活かすようにする事である。
私も、3セク経営者の当時を振り返ると、組織は人なりの姿勢を反省する。
地域住民の声・視線と公共の間の中でバランス経営に努めていたが、最も大切なことは目立たないが組織に活力を与えるような行動をおこす人材の大切さである。
人の問題は、会社経営に限った事でなく、家庭、集落活動など組織の多様性を超えて全て共通の重要課題である。
地域振興3セクに求められる人材育成
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