樽ヘビ人間を巻き込んで地域づくり

人は誰もが樽ヘビ人間の素養を持っている。
樽ヘビとは、足を引っ張ることである。樽の中から一匹のヘビが這い上がろうとすると、他の樽底のヘビが這い上がれないようにすることの喩である。
リーダーが時代の変化に対応し、取り組みを改善しようとか、始めようなど、創造性を発揮したい議論の場を超えて批判的、中傷的な発言繰り返す人である。
まちづくりの難しさがここにある。情熱を注ぎたいところに注げなくなり、止めてしまいたくなる。
止めたらますます活力のない集落の情況になる。
かと言って、樽ヘビ的な人達を無視してまちづくりはできない。
このために、何とかして批判的な人達との協調、巻きこみに浪費を費やすこととなる。
樽ヘビ人がいることを前向きに捉え、巻きこんで協議を重ねることが集落づくりである。
そして、歩長が合うようになる。