経営にしても、生活にしても無駄の削除、節約を気にしながらのことが多い。
本当は、人生は、無駄が多いほど楽しいものである。
人脈づくりにも「この人と会うことにより得す事はない。無駄な時間だ」と断ることも少なくない。
無駄、意味がない、得るものがない、なんとなくウマが合わないなどと思った人が、貴重な出会いとなることがある。
先入観で人との付き合いを避けることなく、時間を惜しまず出会う機会を一つでも多くすることである。
行政職のとき、何につけ事あるごとに、批判する住民がいた。
ある日、来庁し、イベントについて議論すること2時間に及び、その人にも実行委員会に参加してもらい、企画運営の立場になってもらった。
2日間に亘るイベント後の反省会で住民は「世間があれこれ話していることと、実態が違うことが分かった。見えないところの苦労が分かった。これからは、色々と協力するよ」と話した。
以来、3セク経営を始め、まちづくり活動にも協力してくれるようになった。
公私にわたり、支援して頂くことになった。
批判者を避けることなく、膝を突き合わせて心から話し合うことが必要である。
社会人になったら、人脈づくりに時間と金を使える人間になってほしい。
人脈の広がりは無駄と思われる付き合いからも生まれる
- 里親の拡大は小学校教育から
- 第3セクターの成功経営はしがらみを排した雇用から