都会暮らしに疲れ果てて農村暮らしに、ロマンや優しさを求めて、Iターンする人が少なくない。
お客様期間の農村の人の優しさに感動し、自然の豊さに満足し、Iターンしてよかったと思う。
農村を長期に亘る暮らしの地とするためには、郷に入っては郷に従うことを心得て、必要とされる役割を担う振る舞いの中で自己実現を目指すことである。
焦らず、威張らず、出しゃばらずで、集落活動への協力者であること。
一人十色の考え方、生き方を否定されることはないが、協調性がない強い個性の持ち主のレッテルを張られないことが重要である。
必要な時には、静寂の中でも勇気をもって発言し、自らの意にそぐわない決まり事であっても、決まったことには積極的に参加する素養を持ち合わせる行動を取れることが、農村くらしを楽しくする。
農村暮らしは、地域貢献、人助けを実感できるところである。
農村暮らしに、他力の優しさとロマンを求めないことである。
農村暮らしは、毎日が苦楽を実感できるところである。
Iターン生活30年のメッセージ
- 地域活性化施設の支配人の仕事(5)—–収益分配は努力の成果に応じて
- 自動車専用道尾道松江線の開通に伴うR54道の駅の存亡