公設民経営の成功の陰に住民ボランティアあり

6月から広島県呉市川尻町にある野呂山の標高800mにある「野呂高原ロッジ」の支配人に就任している。支配人の立場であるが、他の業務と調整しながらの非常勤である。
今日は、月2回の住民ボランティアの1日であった。
花壇の草取り等、施設の環境整備を自主的に取り組んで頂いている。
感謝の言葉をつげると、ボランティアの代表の男性が「この野呂山は町にとって大切なところです。月2回の小さな活動ですが、これからも来ます。多くの方に観光に登って来て頂けるよう頑張って下さい」と励まして頂いた。
公設民営の第3セクターのような地域振興経営が、持続的に集客し、収益を計上できているところは、住民と共にある経営戦略が重要である。
その一つに無償のボランティア住民が成功要因となっているところが多い。
15年前に創設した第3セクターの場合は、村の助役が休日のボランティアドライバーとして支えてくれた。
収益性に劣る環境の中で、地域経営成功の陰には、地域愛、人間愛を持ったボランティアの存在が大きい。