社員教育は地域の身近な人の力を借りる

人材教育、地域づくりの講師に名の通った人やマスコミの露出度の高い人を招くことが多い。
初対面の新鮮さにワクワクし、学んだ様な気分になる。首を縦にふり、うなずくものである。
多様な人の示唆に富んだ話を聞き、次なるステップにすることは、とても大切である。
多額の謝礼を支払うことも少なくない。お金の割には、後の心の響きにならないことも少なくない。
集団研修で、「よしやるぞ」となる人は参加者の2割。そのうち実践する人は、さらにその2割。つまり、全体の4%に過ぎないと言われる。つまり、100人のうち、実践に踏み出す人は4人となる。
人材教育、地域づくりの研修は、終わりのないテーアである。研修費には、いつもいつも多額の費用はかけられない。
持続的に取り組むことが大事である。
地域の人の体験談など、身近に深みのある話ができる人が結構いるものである。
身近な人の語りには、感動や感銘が少ないようであるが、周学上達(身近な人から学ぶ)の姿勢が組織や地域づくりの基本である。
身近な人達で刺激し合う研さんで、自ら学ぶ習慣に繋げるようにすることが、社員教育、地域づくり研修の目的である。
さらに、大切なことは、身銭を切って学ぶ習慣を付けることである。