道の駅への自動車の立ち寄りの率は、交通量の5~7%と予測している。
バイパスや高速道路の開通により従来の交通量の減少が、道の駅の利用車の減少となることは避けられない。
現実に新たな道の開通により、裏道へと化し、集客に苦戦して、経営の危機に貶してるところもある。
単純に交通量が半減すると、収入も半減すると予想される。
これでは、道の駅経営が持続ができなくなる。
往来交通に支えられているちょっと一休みの立ち寄り型の道の駅から目的型の道の駅に生まれ変わろうと知恵を出し、新たな魅力の発信を模索することとなる。
しかし、現実には、立ち寄り型から目的型に転換を図ることは簡単ではない。
道の駅の乱立とも言える状況の中で、地域らしさを忘れ、単なる物売りの場所になっているところも少なくない。
経営環境の変化を悔やんでも課題の解決にはならないことを認識することがまずは大事である。
そして、地域振興施設としての原点に立ち戻ることである。さらに、明確な運営方針書を作成し、スタッフが共有し集客に当ることである。
意外と運営方針書なるものを持ち合わせている所が少ない。
道の駅の陶汰が進んでいる。
地域振興の希望の灯りを担う道の駅であり続けるためには、進化を恐れない運営人材が求められる。
道の駅の集客と交通量
- 民間的手法で進む道の駅オープン準備
- 良いことも悪いことも活かす姿勢で道が開ける