Column コラム

無償の広報員が魅力発信で集客を支援

まちづくり施設の安定した集客の方法として、広報員制度を設けた。
広報員には、地域の人、故郷を離れて暮らす出身者、施設の利用者など、資格は問わない。
施設の賑わいを、応援してして下さる人であれば誰でも結構である。
約100名の人が、広報員に登録して頂いた。
広報員には、氏名と施設の案内を印刷した名刺を配付する。
広報員は、暮らしの中で話の種として知人や出会いの人達等に名刺を配付して頂き、施設のPRをする。
目に見えない側面的支援、営業活動であるが、無償である。
見返りを求めない故郷愛と施設愛の広報員達である。
広報員から渡された名刺を持参し、施設を利用される方も多かった。
3セク経営は、多様な人達に支えられてコーディネートすることができる。

給料の5%は会社に還元する生き方を

給料が年功的にベースアップしなくなって久しい。
家計のやり繰りも大変である。
節約できるところは、行きついている家庭も少なくない。
企業経営も、消費人口の減少、デフレ、安売り激化、円高、原材料の高騰、震災など
環境の激変に対応策が見つからず苦慮している。明日が分からない中小企業も少なくない。
会社持続にために、時代の変遷に関わらず、社員自らが身を切って創造的に、持続できるように動くべきでる。
分かり易く言えば、給料の5%程度は、会社のために還元することが必要である。
経営者、幹部などは、そのように行動することが特に求められる。
第3セクター経営施設の繁栄のリーダーは、社内への還元リーダーである場合が多い。
自らの懐の蓄えのためだけの、人であってはならない。
支えのための支出は、長い人生の中で、形が変わりきっと還元される。

我が家の太陽が5才に

我が家に里子の、とし君が来てからもうすぐ3年。5才になる。
とし君のおかげで、明るい毎日である。
辛いことも忘れさせてくれる、とし君の笑顔、行動、言葉である。
病弱気味であった83歳の義母は、とし君が来てから元気になった。
野菜作り、花壇の手入れなど日々、多忙に過している。とし君との会話も楽しそうである。
とし君は、私たち家族に生きがいを与えてくれているようである。
とし君は、眠くなると衣類やタオルを握り、唇を突き出し、お乳を吸うようにチュチュしながら眠りに着く。
生んでくれたお母さんがきっとどこかに宿っているのだろう。
とし君の太陽のような暖かさを感じ、おしゃべりが楽しみである。
虐待など子育て環境は、悪化している。
里親は、難しいことではありません。

勇気と感謝をセットで日々の業務

人の目を気にしないで、自らの心で歩き出そう。
右見て、左見て、人と比べていると何もできないよ。
まっすぐを見据えて、想いを抱き続けてコツコツ歩みを止めないことである。
時には損し、時には騙されることもある。
しかし、誠実に歩んでいると、応援してくれるものである。
誠実者の応援者は、社会性に優れ知性的である。
誠実に、人のための歩みは、楽しくさが膨らみ、忙しくなる。
そして、向学、勉学し業務の幅が広がり出す。
支配人(非常勤)として、終戦記念日の今朝の朝礼で
「初心を忘れず、出会いの感動と感謝で努めよう。私も、妻の支えに気が付き、感謝するようになった。身近な人に感謝して下さい。」と話した。
朝礼後、廊下を歩きながら先輩女性のパートスタッフが「支配人さん、家を留守にしこうやって遠くまで来られるのも奥さんあってのことです。奥さんを大切にして下さい」と明るく話された。
この施設経営も、女性スタッフやパートスタッフがあってのことと、感謝する。

お役所目線の支援に疑問?

公共施設の管理運営が役所から民間企業参入を可能とした指定管理者制度により、行政の手を離れ、民間企業に委ねられ「管理」から「経営」に変った。
民間経営になり、民間の主体性が発揮を許しているかと言うと、必ずしもそうばかりでない。
役所からの様々な、伺いや報告が求められ、本来の経営に時間が取れない事も少なくない。
役所方式の書式で成果や状況をまとめ、報告するようになっている。
公共施設経営の利点は、地域貢献を通じて不特定多数の人に福祉サービスや利用拡大を目的としているため、マスコミからの取材報道による利用効果、市民メッセージに活かせる。
これも、無償で行って頂ける。
しかし、役所は、新聞やテレビの報道には、市民目線でなく上司満足目線で過敏に動く。
役所は事前に上司に報告しておかないと、部長や、市長に怒られるとか。
事前に報告や取材対応の相談を求められるようである。
利用促進や広報の期待ができる報道に怒る上司がいるのだろうか。
問題として取り上げる会社はないと思う。
いつまで続くのか、上司満足目線の役所仕事と思う。
公共施設としての公共の魅力の発信にマスコミとの連携を活かすことに役所は寛容であって欲しい。
民間のノウハウを活かした機動性を発揮した経営をとの言葉とは裏腹に規制を掛けていることが多い。
3セク経営の成功例を見ると、役所も利用者目線で本気になって支援している。

地域経営にはローカルな話題を活かす

オープン5周年。
利用者100万人達成。
地域経済効果1億円。
地元出身者が記念植樹。
薬膳弁当販売。
株主配当5%。
韓国研修員受け入れ。
本場キムチ講習会。
県立大学と連携した振興策検討開始。
地元神楽弾が50回目の講演。etc

上記のような、継続の過程から積み上げられる多種多彩な事が地域経営の資源として
活かすことが必要である。
多額の金を掛けなくても、取り組みの歴史やローカル色の発信を地域経営に活かすことである。
新聞などマスメディアに取り上げてもらうことである。
マスコミの発信力、集客効果は、タイムリーに反映される。
日頃から、信頼関係を築く努力が求められる。
お金を掛けずに、地域の魅力を広域に行きわたる効果大である。
そして、様々な話題づくり、取り組みの実績の発信が地域の人に自信を与える。
さらに、身近な地域の有用な資源に気づかせてくれる。
地域の不足を語ることは誰でにできるが、魅力に気づき、語る人は多くない。
他所人間が、どうしても必要なことは活性化の成功事例が物語っているが、
一時のようなIターン者が期待できないようであり、根っからの地元人間が、
本気になって地域改革邁進するようになってほしい。
批判の風は季節風でないので辛ね。

人のために生きることは三重笑

人生の何よりの喜びは、他人に喜を与え、感謝の言葉や笑顔である(1笑)。
この結果、自らも嬉しくなり(2笑)
さらに、家族のを幸を作り出したり、社会や会社の貢献になり、周りの人にも喜ばれる(3笑)。

人のために生きる人生の価値に早く気づいた方がストレスが解消される。
これは、より充実感を持つ暮らしに繋がる。
誰もが、他人のためになりたいと思っているので、身近な小さなことから始め、
継続することが重要である。
歩みを止めて、足元の吸い殻一つ拾うことでもよい。
立ち止り、屈むことは意外に心力がいるものである。

里子との交流会

image177月31日、例年のように今年も里子とのふれあい交流会を楽しんだ。
里子は、夏休みの1週間を入所している施設の学園を離れ里親のもとで過ごした。
里子10名、里親会の会員、里親の活動を知りたい方、ボランティア、子ども達、総勢60名が参加した。
川遊び、川と生活の関わりの学び、バーベキューで時間を忘れて、ふれあい、楽しんだ。
里子は、小学生の純粋さと無邪気さを発揮して、歓声を上げ手いた。
親と一緒に暮らせない辛さを乗り越え、この時の生活が将来の夢の実現の肥しになるだろう。
入所施設からバスの迎いが到着し、1週間の思い出を土産に別れた。度の里子も、別れを惜しみ里親と抱き合い、涙していた。
1週間の短い期間であったが、里子と里親の絆を感じた。
また、里子の支援を通じて、参加者の出会い、情報交換、里親としての学習の場でもある。
私も、里子の保護者として、一人の人間の生き方に関わっている責任と、
子どもの発するエネルギーが今の仕事の糧になっている。

行動の功罪

思いたったらまずは、一歩を踏み出す行動力が必要である。
ビジネス、地域づくりなど、全ての分野において目指す変化と成功への源の一つである。
動かずして変化も起きない、道筋も作れない、物事は始まらない。
頭を動かす(学ぶ)、足を動かす、体を動かす、手を動かす。
「動」が自らを向上させ、組織を活性化させることに貢献できる。
3セク経営の経営の行き詰まり一つとっても、3セク現場、行政の連携の動きがなされていない。
特に、行政側は現状と課題を分析し、目指すべき方向性を掲げているにもかかわらず、組織に縛られ、動けない状況を並べることに時間を取られている。
情熱を抱き行動する人には、誹謗、中傷や足を引っ張ることがつきものである。
批判者を理解者、応援団にすることを目指し、動き続けることである。
私も、公共施設整備と3セク創立の時は、逃げ出したかった。しかし、とても批判的であった一人の同僚が、支援者になった事が勇気と情熱の持続になった。
誠実にコツコツ、動いていることで「心路」が開けてくる。
「なんとかなるさ」の気分転換が必要である。

新公益法人移行に伴う評議員

現在の公益法人(社団法人。財団法人)は、平成25年11月30日までに新法に基づき移行すると事が必要である。
期限までに移行しなければ、法人組織としての存在が消滅することになる。
現在の公益法人の中には、評議員会を設置していないところが多くある。
移行時の新公益法人には、評議員会の設置が必須となっている。
評議員の権限として、理事の選任、解任、決算の承認、理事の報酬の決定などが付与されている。
評議員会を設けることにより、新たな緊張感と運営の一層の透明感が求められるようになる。
会社に置き替えると、理事は取締役で評議委員は株主のような関係と見ることができる。
監視役の評議員としてより、サービス向上運営のために、理事と評議員の連携を綿密にした信頼の構築が重要である。
所官庁の県に事前協議の中で、理事会における決議事項や相当量の事務作業があり、期間猶予があるようでない状況に思う。